快心のショットでスタートしたものの、グリーンに上がると競技者全員の顔色が変わりました。
思った方向にボールが曲がってくれない、予想以上の曲がりをする、登りでも芝目によっては走る走る! 3ホールが終わった頃には、みんな恐る恐る打つようになってしまいました。
70センチの距離でも緊張して丁寧に打たなければ大変な事になってしまうのです。
練習グリーンでの感覚と変わりは無いのですが、実際のコース内のグリーンには大小のアンジュ
レーションがあり、複雑な傾斜があります。 しかも芝目が強く、順目になると速い速い!
さらには殆どのホールのピンポジションが、「エッジから3ヤード程」の位置に切ってあるのです。 手前、奥、左右、の3ヤードに加えグリーンは硬く、ダイレクトに打って行けば奥にこぼれ、セオリー通り手前から攻めて行ってもピンに寄って行くことは殆どありません。
各地区予選を通過し、西日本地区決勝参加者は、みなさん「シングルさん」ばかりです。
ちょっとしたタイミングや、リズムが合わなくなったり、たまたまグリーンとの相性が悪かったりした方の中には「90」以上叩いてしまった方もいるくらいでした。
私のレベルでは、「さすが西日本地区決勝!」と、頭を下げるしかありませんでした。
【 全日本パブ選 】を考えると、私の想像を超えるようなグリーンが待っているのかも・・・。
ぞぞぉ~~~~~~・・・・・。 背中が寒くなって来ました。