実は「西瓜」と一緒に「メロン」・・・いえ、「マクワウリ」を2株買って来ていました。
「マクワウリ」と聞くと、なんとなく懐かしく思います。
でも、「メロン」と「マクワウリ」はどう違うのかなぁ? 子供の頃は親にだまされて、全部「メロン」と言っていたような気がします。 調べてみました!
【マクワウリ:プロフィール】
ウリ科キュウリ属の一年草で、学名は Cucumis melo var. makuwa。
インドが原産です。 わが国へは古い時代に渡来しました。 果実は米俵のような円柱形で、
「メロン」よりも果肉が硬く、洋なしのような食感があります。
「ウリ科・キュウリ属でインドが原産? 我が国へは古い時代に?・・・って???」
2世紀頃から美濃国(岐阜県南部)真桑村(のちの真正町、現:本巣市)にてよく作られていた ため「マクワウリ」の名前が付けられた。
いまは「メロン」と交配したプリンス系メロンが主流となっています。
この系統のウリが日本列島に渡来したのは古く、縄文時代早期の遺跡(唐古・鍵遺跡)から種子 が発見されている。
「へぇ~~っ・・・そうなんだぁ、2世紀頃ねぇ、縄文時代ねえ!」
【メロン:プロフィール】
和名:メロン、英名:Muskmelon、学名:Cucumis melo。
果実を食用にするウリ科の一年生草本植物である。 また、その果実のこと。
北アフリカや中近東地方の原産であり、紀元前2000年頃に栽培が始まった。
通常Cucumis melo L.の西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群を瓜(ウリ)と呼ぶ。 日本のマクワウリなどもそのひとつである。
日本では中世の考古遺跡から炭化種子が検出されており、古い時代に渡来して雑草化したものは
「雑草メロン」と呼ばれ、西日本の島嶼部などに自生している。
同属の有用植物としてキュウリ(胡瓜、C. sativus L.)がある。
メロンは園芸分野では果実(実を食用とする野菜)とされるが、青果市場での取り扱いや、
栄養学上の分類では果物あるいは果実と分類される。
「マクワウリ」と「メロン」は兄弟で、「キュウリ」とは親戚になるってことなんだあっ!」
「親戚」はしょっちゅう食べているんだけど、今年は「ご兄弟」を我が家の庭で生産して、胃袋に収めたいですなぁ! !